S28計算力学固体2級標準問題集第9版調査_問4-3(新規)

3章には新規問題は有りませんでしたので、4章に進みます。

約1分掛かりました。
ネタばれ注意です(正解を書きます)。
問題文の全文引用はしません。自分で入手して読んで下さい。

問題文のポイントは、「重み付き残差法」及び「正しいもの」です。

重み付き残差法について100%確実に覚えているという自信は有りませんが、大体は覚えている積りです。

選択肢を上から順に見て行きます。

当たり前ですが、正しい物は1つだけです。

選択肢①は「最少ポテンシャルエネルギーの原理」が間違っていると思います。選択肢②は「汎関数」が間違っていると思います。選択肢③は良さそうです。「微分方程式」が不要な訳が無いですから。選択肢④は途中まで凄く良さそうです。しかし最後の1節が駄目ですね。強形式では有りません。

回答は選択肢③です。

解説を読んだ上での考察:

解説で重要な点は、「重み付き残差法は、微分方程式に直接取り組むものであり、固体力学以外の分野等で変分原理が成立しない問題に対しても適用可能である」だと思います。

試験として出題される場合は、採点するという性格上実務に必要な知識という観点では無く、何が正しく、何が間違っているという判断力が重視されます。

従って異なる手法の特徴を比較した纏めの表を作ると良いと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です