S29計算力学固体2級標準問題集第9版調査_問4-31(新規)

1分半掛かりました。

ネタばれ注意です(正解を書きます)。
問題文の全文引用はしません。自分で入手して読んで下さい。

問題文のポイントは、「面積座標」、「体積座標」及び「正しいものはどれか」です。

選択肢を上から順に見て行きます。

当たり前ですが、正しい物は1つだけです。

選択肢①は「対応する面積座標は0」と「その他の2個の面積座標は1」が間違っていると思います。勿論きっちり記憶していれば済む話ですが、大抵は記憶力に100%の自信は有りません。2箇所において値が1で、対応する節点で値が0というのは、実に変です。

選択肢②ですが、面積座標は規格化されていたと思います。全て加えると面積その物では無く、1になると思います。なので間違いです。

選択肢③ですが、体積座標が全部足して1との事で、②と比較しても正しいと思われます。

ここで決まってしまったような物ですが、選択肢④も見てみます。これは正直言って正しいかどうか判断が付きませんでした。しかしもしこれが正しいとすると、正しい選択肢が2個になってしまいます。選択肢③の方がより確からしいと思いますので、回答は選択肢③とします。

解説を読んだ上での考察:

やはり面積座標も体積座標も規格化されています。

試験として出題される場合は、採点するという性格上実務に必要な知識という観点では無く、何が正しく、何が間違っているという判断力が重視されます。

従って異なる手法の特徴を比較した纏めの表を作ると良いと思います。

重心についてですが、重心の底辺又は底面からの高さがそれぞれ面積座標と体積座標の値に成るのですね。重心の座標は、頂点の数で割って平均を取る事を覚えていれば大丈夫ですね。

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